Blender Geometry Node のSimulationノードの学習① (初期設定で躓いたこと)
Blender Geometry Node で シミュレーション表現が可能に!
Blender の 3.6からGeometry Nodeで待望されていたSimulationノードが実装される予定です。 昨年11月にBlender3.5Alphaで、この機能を実験的に実装したBranchが公開されました。 Houdiniで実現していたようなことが遂にBlenderでできそうだということでBlender界隈は大騒ぎだったのですが、自分もようやく勉強を始めました。
(こんな素敵なものがBlenderでつくれてしまう!) www.youtube.com
インストール
- 現状では、通常のインストーラーには含まれていないため、Experimental Downloadからダウンロードする必要があります。
- Daily BuildのページでBranchを選択
- geometry-node-simulationをダウンロード
解凍でつまづく
ダウンロードしたZipファイルを解凍しようとするとまずエラーがでます。 そのままなんですが、ファイル名が「blender-3.6.0-alpha+geometry-nodes-simulation.6f56fee3bb33-windows.amd64-release」こんな形で長すぎてエラーになってしまったようです。 そのため、簡単な名前に変更して解凍します。
Simulation が実行されなくてつまづく
無事インストールしたのち、GeometryノードにSimulationInとSimulationOutのノードを置いたのですが、どうやってもSimulationが実行されませんでした。 simulationが実行されないときのノードの様子(実際にはSimulationのInとOutを接続してなんらかのノードを加えて試しています)
この原因がまったくわからず、苦労したのですが、ノード追加メニューを見ると気になる文字が・・・ 「Add this first 」??? (これに気づくのに数時間かかりました・・・)
ためしに、SimulationOutputノードを先に作成したのち、SimulationInputノードを作成してみます。
すると今までなかったBackgroundが付くようになります。 この状態でノードをつないでいくと無事Simulationが実行されました。
正式リリース時には解消される仕様かもしれませんが、これはなかなか気づかないのでは・・・・
今週は最初の実行でつまづいてしまいましたが、来週から、SimulationNodeを実際に使用して検証していく予定です。